革新的な技術力とアイデアでつくり上げた、かけ心地のよいメガネフレーム「ラインアート シャルマン」などを世界中に展開する株式会社シャルマンは、ヨーロッパで発表したブランド「MINAMOTO 源(ミナモト)」で世界三大デザイン賞のひとつである「iFデザインアワード2022」を受賞しました。
・極限まで無駄を省いた禅的アプローチのデザインが評価された。
・ブランドのために揮毫された書からおこしたロゴは精緻なものづくりの 精神の象徴。
2021年のSilmo展にて先行発表された新ブランド「MINAMOTO源(ミナモト)」は、‟日本“をテーマとしたコレクションです。フレームデザイン、ケース、ロゴ、ブランドコンセプトすべてにおいて、日本のアイウェアの伝統と現在が融合しており、何世紀にもわたる日本のクラフトマンシップをものがたっています。フレームは、デザインと素材のクオリティの高さによりかけ心地の良さを実現しており、時代を超えた美しくミニマルなデザインと相まって、本物志向の方に長くご愛用いただけるプロダクトとなっています。シャルマンのルーツ、日本の美と伝統が、「MINAMOTO源(ミナモト)」を通して世界の人たちに届くようにという願いを込めたブランドです。2021年の発表後すぐヨーロッパを皮切りにご好評を頂き、今春アメリカで販売を開始。そして今回、「iFデザインアワード2022」のプロダクト分野での受賞により、その優れたデザイン性が裏付けされる形となりました。アジアでは今秋販売開始を予定しております。
・越前手すき和紙に墨流しで柄を表現したメガネケース
iFデザインアワードは「Red Dot Award」(ドイツ)と「International Design Excellence Awards (IDEA)」(アメリカ)と並ぶ世界三大デザイン賞の一つとされています。
1954年からドイツで開催されているこの賞とiFロゴは、消費者やデザインコミュニティにとって、「優れたデザインの証」として世界で広く認知されおり、日本企業のプロダクトもこれまで数々の優秀なデザインが受賞しています。国際的なデザイン専門家からなる独立した審査委員会が、一連の客観的な審査基準に基づき、アイデア、形状、機能、インパクト、差別化などの基準で受賞デザインを決定します。
今回は、57カ国から約11,000点の応募があり、品質の保証を受けるために激しい競争が繰り広げられました。一次審査では、49カ国、2,687人の参加者から5,426点の応募があり、iF最終審査に臨むことになりました。3日間にわたり、すべての応募作品が、75名の著名な国際的デザイン専門家によって評価、議論、審査されました。
・iF DESIGN AWARD 2022 MINAMOTO源(ミナモト) 受賞ページ
https://www.charmant.co.jp/
福井県鯖江市のメガネフレームメーカー。
1956年にメガネの飾り鋲の製造からスタート。その後、完成品を作るために必要な全ての部品や表面処理工程を内製化することで総合メガネフレームメーカーへと進化しました。そして、業界の枠組みを革新した技術力・アイデアにより、日本に留まらず欧米などの海外市場へと進出。最高のかけ心地を実現するため、常に新たな研究開発に挑戦しつづけ、世界有数のメガネフレームメーカーへと成長しました。